2012年4月27日金曜日

Google Analyticsについてのお勉強

今日はこんな本を読んでみました♪



私はHPもブログもGoogleを利用しているので,とりあえずAnalyticsについて知識を得てみようかな〜と思ったためです.

結論から言うと,Google Analyticsについての知識はあまり得られなかったです..
(古い本なので,Analysticsの仕様が今と結構違うので…「このボタンを押す」とか書いてあっても参考にならない…)

ただ,Eコマースについて詳しく書いてあるので,起業する人は最低限知っていなければいけないことが細かく書いてありました.

また,私はAdwordsにも興味があるのですが,AnalysticsとAdwordsは同時並行で学ぶべきだなと思いました(こういう点はとても勉強になりました!).なぜなら,Analysticsでの検索キーワード分析がAdwordsで使用するキーワードの決定に役立つと思ったからです.



それにしても,Googleって,一般の人を簡単にGoogleの世界に巻き込んでしまうな〜….AdwordsにしてもAnalyticsにしてもあっという間に登録出来てしまう.そして,誰でも解析者になってしまう.とても興味深いです.

2012年4月20日金曜日

UNIXのお勉強⑬

【20章 ネットワークの利用】p.302〜p.313

■ホスト(=ホストマシン):ネットワークに接続されている個々のコンピュータ
■ホスト名:それぞれのホストにつけられた名前
→hostnameコマンドによって知ることが出来る
■ローカルホスト:仕事を依頼するホスト
■リモートホスト:仕事を引き受けるホスト
■リモートログイン:あるホストからネットワークで接続されている別のホストへと
ログインすること
※リモートログインは中断することが出来る.パスワードの入力を省くことが出来る
(やり方はp.305)
■rshとリダイレクションの組み合わせ
(リダイレクション:ソフトウエアの出力先やソフトウエアに対する入力先を切り替える事)
(詳細はp.309)


〈コマンド〉
■rup:ネットワークに接続されているホストのホスト名とその状況を調べる
■rusers:リモートホストに現在ログインしているユーザ
■rlogin:リモートホストへログインする
■rsh(=remote shellの略):ネットワークに接続された他のホストでコマンドを実行する
→使い方)rsh hostname command:
*hostnameにはリモートホストの名前を指定
*commandにはリモートホストで実行したいコマンドやそのコマンドの
オプションや引数などを指定
■rcp:ネットワークに接続されたあるホストにあるファイルを別のホストへ転送する
→使い方)rcp [-p] file1 file2:
*-p(pはpreserveの意味)オプションを付けると,コピーによって新しく作られたファイルの 属性を,出来る限りコピー元のオリジナルのファイルと同じにする.
*cpと異なるのは,ファイル名やディレクトリ名の指定方法.rcpはネットワーク対応の
 コマンドだから,「どのホストのどのファイルを,どのホストのどの位置にコピーする
 のか」を指定しなければならないところ
■talk:ログイン中の他のユーザとリアルタイムでメッセージを交換出来る
■write:talkコマンドが使えない場合や返事を期待しないメッセージを送りたいような場合     に用いる.一方的に相手にメッセージを送りつける.
※writeでメッセージを受け取ったユーザが返事をしたい場合,writeで同じように答えること が出来る.しかし,talkと違いお互いのメッセージが画面に混在するので読みにくい
■mesg(messageに由来):talkやwriteなどで邪魔されたくない作業をしている時に,他の              ユーザからのtalkやwriteを拒否出来る.


この章はネットワークを利用してのリモート操作について書かれていました.sshとかあまりよく分からず使っていたのですが,rshについての説明を読んで,少し分かった気がします.最後の方は他のユーザとのやり取りについて..talkコマンドって最近使っている人はいるのでしょうか?



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2012年4月19日木曜日

UNIXのお勉強⑫

【19章 Emacs】p.274〜p.301

■Emacs-Lisp:プログラミング言語Lipsの一種.Emacsの大部分はこれで記述されてい          る.これを用いてEmacsの動作を変更したり,機能を拡張したり出来る.

■デバッガ:プログラムの不具合(バグ)の発見や修正を支援するソフトウェア.
(Emacsの出すエラーメッセージはあまり親切ではない.よってエラーメッセー               ジだけで原因を判断するより,デバッガを利用した方がいい.)

この章では, Emacsの扱い方の説明がなされている.内容は,
①Emac-Lipsにおいて
*変数の値の設定
*キーバインディングの変更
*ライブラリの読み込み
*モード
(Emacsの各バッファには,モードと呼ばれる属性がある.モードにはバッファ操作の性質 を大きく規定する「メジャーモード」と,そのバッファの細かな動作をカスタマイズする    「マイナーモード」の2つの区分がある.)
※バッファ…複数の機器やソフトウェアの間でデータをやり取りするときに,
                       処理速度や転送速度の差を補うためにデータを一時的に保存しておく記                       憶装置や記憶領域のこと.
*初期化ファイル
②Emacsを用いたプログラム開発
*Cモード(自動的な字下げの機能など,Cプログラムの記述に便利な機能を提供している.)
→自動字下げ,自動整形,字下げ量の調整
*コンパイル
→エディタ中からmakeなどのコンパイルコマンドを起動して,バックグラウンドでコンパ  イルを行うことが出来る.(⇔これに対し,Viなどのエディタでは,プログラムの編集が  終わったらエディタを中断してコンパイラを起動し,コンパイルを行う.)
*プログラム変更履歴の管理
…EmacsではVC(Version Control)と呼ばれるシステムにより,ファイルの変更履歴を管  理出来る.('ファイルの変更点を記憶する','古いバージョンのファイルを取り出す'など)

③モードの紹介
*言語系メジャーモード(言語の例:アセンブラ,C++,LATEX,perlなど)
*そのほかのメジャーモード(例:hexl-mode,outline-mode,picture-mode)
*マイナーモード(例:auto-fill-mode,overwrite-mode,auto--save-mode,line-                 number-mode,hide-ifdef-mode,outline-minor-mode)

④簡単なコマンドやライブラリ
*Emacsの拡張機能
 →キーボードマクロ(…一連のキー入力を記録,同じキー操作をより短いキーで何度も実行  させることのできる機能)
*egg/canna/quail/SKK
 →Muleで日本語入力を可能にするためのパッケージ.それぞれ,漢字変換サーバを利用す    る日本語入力パッケージ.
*backquote/cl
 →Emacs-LispにCommonLisp風の機能を追加するためのパッケージ
*hilit19
 →フェイスという機能を用いて文字のフォントや色を変更する機能が利用できるようにな    るパッケージソフト
*Shell/rlogin/telnet
 →コマンド
*terminal-emulator
 →Emacs上で端末エミュレータの機能を実現するコマンド

⑤テキスト編集と検索
*spell/ispell
 →英文用のスペルチェッカ(詳細は下巻52章)
*ediff
 →2つのバッファの差分を対象とし,編集作業(変更点の削除や更新)を対話的に行うための  パッケージ
*tags
 →C言語やLispのプログラム中の関数の定義や文字列を指定して,バッファ中のその位置    にカーソルを移動させる仕組み
*grep
 →バックグラウンドで同名の独立コマンドを実行し,検索結果をバッファに取り込む
  コマンド
*dabbrev-expand
 →短いキー入力を補完して別の単語に置き換える仕組み
*YaTeX
 →LATEXの入力をサポートするモード

⑥ネットワークコマンド
*ange-ftp
 →Emacsの通常のファイル操作コマンドをリモートアクセス対応に拡張するライブラリ
*rmail/mh-e/mew/vm
 →Emacs-Lispで書かれた電子メールリーダ
*gnus
 →Emacs-Lispで書かれたネットワークニュースリーダ
*W3
 →Emacs-Lispで書かれたWWWブラウザ

⑥その他
*manual-entry/man
 →バックグラウンドでmanコマンドを実行し,その結果を新たなバッファに読み込んで表  示するコマンド
*dired/find-dired
 →Emacs-Lispで書かれたファイル管理ツール
*display-time
 →モード行に時刻や電子メールの到着の有無,コンピュータの負荷などを表示する
  コマンド
*calender
 →新しいバッファに前後3ヶ月のカレンダーを表示するコマンド
*trr(※非標準コマンド)
 →Emacs-Lispで書かれたタイピング用ソフト



この章はEmacsについてでした!Viを利用しているのでさらっと読もうと思ったのですが,最後の方は結構がっつり読みました.
trrコマンド…そんなものがあるんですね!まだまだ知らないことが沢山沢山っ!!!


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2012年4月16日月曜日

UNIXのお勉強⑪

【18章 テキストエディタVi】P.250〜P.273

■テキストエディタ…文字ばかりで書かれたテキストファイルを編集するプログラム
■Vi…BSD系のUNIXで開発された画面指向のテキストエディタ

〈Viの使い方〉
■i…文字列をテキストに追加する状態になる
■Escキー…コマンドモードになる

〈Viコマンドモードにおいて.基礎的なこと.〉
■h,j,k,l…カーソル移動(それぞれ←,↓,↑,→)
■/または?…検索する
■:%s/oldstr/newstr/g…テキスト中の文字列を別の文字列に置き換える
■x…カーソルの位置にある1文字が削除される
■3x…3文字が削除される
■dd…1行全部削除される
■3dd…3行まとめて削除される
■p…貼り付け
■:u…操作の取り消し
■:r…編集中のテキストファイルの読み込み
■:w…上書き保存

今回の章はViについてだった.章の後半部分には色々なコマンドが載っているので必要な時に見ようと思う.



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2012年4月12日木曜日

UNIXのお勉強⑩

【17章 プリンタ】p238〜p249

■プリンタの印字方式
 (1)インクジェット:インクをノズルから噴射することにより印字する方式のプリンタ
 (2)レーザプリンタ:レーザー光を用いて印刷イメージを感光ドラム上に作成し,これに
            静電気力でトナーを付着させ,印刷用紙に転写する方式のプリンタ
 (3)サーマルプリンタ:熱により印字する方式のプリンタ

■(プリンタの)制御コード
 →プリンタを制御する命令(使用するフォントの変更や印字位置の変更など)
 〈例〉CanonのLIPS,EPSONのESC/P,Hewlett PackardのPCL,NECのPC-PR201等

■ページ記述言語
 →プリンタを制御するのではなく,「紙に印刷する内容をプログラミングする」という
  思想で設計されたプログラミング言語
  〈代表例〉PostScript(ポストスクリプト)
       →PostScriptで記述されたイメージを他の形式
          (他のプリンタの制御コードや様々な形式のビットイメージ形式)
        に変換するソフトウェアがある⇛Ghostscript
 
 ☆PostScriptの使い方☆
 (1)テキストフィルタを印刷するには,予めデータをPostscriptに変換する必要がある
  →そのような変換プログラム例:GNUのa2ps
 (2)画像を印刷する場合にも,データをPostscriptへ変換する必要がある
 (3)Postscript形式のテキストを変換し,1枚に複数のページを詰め込んだPostscript形式   のテキストを生成できるフィルタ例:pstops
 (4)PostScriptのファイルから指定したページを抜き出すフィルタ例:psselect
 
■UNIXの印刷システム
 〈代表例〉
 BSDで用いられているLPR,その欠点を改良したLPRng,System Vで用いられているLP

■印刷の仕組み
 (1)印刷ジョブ:ユーザが印刷のコマンドを実行し,印刷する内容をひとかたまりにして
                           いったん保存したかたまり
 (2)スケジューラ:ジョブの印刷管理
 (3)「ジョブをスループする」:処理を行う前にジョブを一時的に保存すること
 (4)印刷キュー:処理を待っている印刷ジョブを蓄える場所のこと


P.245〜はLPRとLPによる印刷における操作(コマンドなど)について説明がなされている.
最初の方でプリンタの印字方式について触れていますが,最近ではインクジェットプリンタでもかなり高速の商品が登場していますよね.ただ,一日に何十枚も印刷したり,厚めの紙を印刷するような場合はレーザの方がやっぱり良いよなって思います…壊れやすくなってしまうので..



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2012年4月11日水曜日

UNIXのお勉強⑨

【16章 日本語環境】p226〜237

■エンコーディング(符号化方式):複数の文字集合を混在させる方法
 →一般に,文書やプログラムを作成する時に,アルファベットのような1byteで表される  文字集合と,日本語のように2byteで表される文字集合が混在した形式のテキストファ  イルを作る.このような時に利用.

この章は日本語環境について.シェル上での日本語(かな入力だったり,漢字変換だったり)入力の方法が丁寧に説明されている.

この章はさらっと読み進めた.



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2012年4月10日火曜日

UNIXのお勉強⑧

【15章 知っていると便利なコマンド】p207〜p225

■コマンドやファイルの探しかた
 *whatis…コマンドの名前から何をするためのコマンドかを知る
 *which…コマンド名からコマンドの本体がどこにあるのかを調べるコマンド
 *whereis…指定したコマンドの実行形式とソースプログラムファイル,及びリファレンス        マニュアルのファイルの格納されているディレクトリを検索し,そのパス名を            表示する.(コマンドサーチパスを探すのではなく,あらかじめ決められた
          ディレクトリを全て探す)
 *find…指定された条件を満たすディレクトリを探し,そのディレクトリに対して指定さ     れたコマンドを実行するコマンド

■ファイルの種類
 *file…引数で指定したファイルのタイプを推定して表示

■ディスクの使用量と容量
 *du…ユーザのディレクトリやファイルの大きさを調べる
 *df…ディスクの残りの容量を調べる(21.8.3参照)

■ファイルの比較
 *cmp…2つのファイルが同じ内容かどうかを調べる
 *diff…プログラムを作っている時にどこに変更を加えたのか調べたい場合など,2つのテ      キストファイルの異なる部分を探す
 *comm…ソートされたファイルを行単位で比較して,共通な行と一方のファイルにしか      ない行に分類して表示するもの

■ファイルの一部分の取り出し
 *head…ファイルの先頭数行を表示するコマンド
 *tail…ファイルの末尾数行を表示するコマンド
 *wc…ファイルの行数を知る

■ファイルの分割・結合
 *split…非常に大きなファイルを複数のファイルに分割
 *cat…引数で指定されたファイルの内容を順に標準出力に出力.これを使用し,複数の
      ファイルを結合出来る

■英単語のスペルの調べ方
 →52.12参照

■画面出力の保存
 *script…画面に表示された実行結果をファイルに格納出来る.これにより,実行結果に        コメントを書きこんでプリントするというようなことが出来る.

■電子メールの到着
 *biff…電子メールが来たことを知らせるコマンド

■休憩
 *sleep…引数で指定した時間(単位:秒)だけ待つために使用するコマンド
       (一定の時間ごとに処理をするシェルスクリプトや,一定時間待ってから次の
      コマンドを実行したい場合など,タイミング調整に便利.)

■ページャ
 →ファイルの内容を1画面ずつ表示するソフトウェアの総称
 →moreコマンドとlessコマンドがある
 →moreコマンド:viと同様のキー操作によって,ファイルの表示されている範囲を移動し           たり,ファイルからパターンを検索して表示出来る
           (基本操作,検索,複数のファイルを読む,ヘルプ画面についてはtext
            に詳しく載っている)
  〜moreコマンドまとめ〜
  *↲:1行下方向へ移動させる
  * j:1行下方向へ移動させる
  * k:1行上方向へ移動させる
  * Space:1画面分下方向へ移動させる
  * f:1画面分下方向へ移動させる
  * b:1画面分上方向へ移動させる
  * p:1画面分上方向へ移動させる
  * G:最終行まで移動させる
  * g:先頭行まで移動させる
  * /:下方向へ検索させる
  * ?:上方向へ検索させる
  * qまたはQ:moreを終了させる
  *:n:次のファイルへ移動させる
  *:p:前のファイルへ移動させる
  * h:ヘルプを表示させる


この章は便利コマンドについてでした.ファイルの大きさを調べるduなどはちょくちょく使いそうなので覚えなくては!



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UNIXのお勉強⑦

【14章 著作権とライセンス】p199~p206

■知的所有権…知的労働の成果物に対する所有権
■著作権…著作者が著作物に対して持つ「表現に対する権利」
■特許権…「アイデアに対する権利」として発明(自然法則を利用した技術的思想の創作)を保       護する
■製造物責任…善意で作ったフリーソフトであっても,その使用により損害が発生すると製       造物責任を問われ,損害賠償を請求される可能性がある

〈無償で公開されているソフトウェアたち〉
■PDS(Public Domain Software)…著作者が著作権を放棄したソフトウェア
■フリーソフトウェア…著作権者が著作権を保持しているが,商用以外などの一定の条件の           もとで無償で利用できるソフトウェア
■copyleft…copyleftされているソフトウェアとそのソースプログラムを近くで持っている      人から複製し入手→また別の人に伝える.この際に「他人へは自分が享受した      と同じ」という条件がある
■著作権フリー…著作権使用料を払わずに使えるソフトウェア
■シェアウェア…本来は売り物だが,試用期間は無料で使用できるソフトウェア


この章は著作権やライセンスについて.主にソフトウェアの著作権について説明がなされている.著作権とはまた別だけれど,権利に関連して…最近中国では商標権ビジネスが流行っています.お笑い芸人のコントをパクったり,歌をパクったり,の「パクリビジネス」に関してはどこの国も経済成長期には行なって来たというからまだ許せるものの…,商標権ビジネスは….アップルのiPad事件とか,長期目線で見たらビジネス的にどうなの?って思ってしまう.
…UNIXとは全然関係ない話でした..



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2012年4月9日月曜日

UNIXのお勉強⑥

【13章 こんなときどうする】

■UNIXでのトラブル状況(主に端末エミュレータ操作時のトラブル)
(1)キー入力が出来ない
→〈Ctrl+S〉でスクロールをロックしていないか?(※〈Ctrl+Q〉でロック解除)
→何らかの原因で処理がストップしている.プロセスの一時停止や終了を試みる!
【Viの場合】
①ファイルセーブ(Esc押す.「:w!」と入力)
②通常の方法でViを終了(Esc押す.「Z(大文字)」を2回連続入力)
上記でもダメな場合…
①'強制終了(Esc押す.「:q!」と入力)
(2)キー反応がおかしい
→キー入力がおかしく,ログアウトすらままならない
①他の端末から同じホストにログイン.外部からログインシェルを終了させる.
※終了させるログインシェル:コマンドシェルの中で最も若いIDを持つプロセス
(プロセスを終了させるには〈kill〉コマンドを使用)
(3)ホストからの反応がない
→自作のプログラムを実行した場合などは,バグの可能性が大!!
(4)ログインできない
→致命的なトラブルである場合が多い!!
①他の端末からそのホストにログイン.〈kbd_mode -a〉と入力.
他には…
②パスワード関連
③ホームディレクトリがあるか確認
④アカウントのシェル設定が間違っている
(5)ログアウトできない
→軽症トラブル
①現在のコマンドシェルがログインした時のシェルではない(「Not login shell」と表示)
(→ログインシェル以外はログアウトではなくて単に終了する事.exitコマンド使用)
②ストップしているプロセスが残っている(「There are stopped jobs」と表示)
(→psコマンドやjobsコマンドで残存プロセス確認し,終了させる)
(6)電源が切れた,切れている
(7)File system fullというメッセージが出た
→「システムが使用しているディスク装置の空き容量がなくなり,ファイルの書き込み    ができなくなった」というメッセージ
①ディスクの状態を調べる(dfコマンドを使用)
②不要なファイルを消す
※末尾に「~」のついたファイル(エディタなどが自動的に作るバックアップ
ファイル,例:mbox~)は基本的に不要.特に,電子メールBOXのバックアップ     ファイルは大きい場合が多いのでこまめに消すこと.また,「.logout」ファイル     にバックアップファイルを消すようなコマンドを書き込むのも1つの手.
※圧縮プログラムを用いて自分のファイルのデータサイズを小さくするのも大切.     compressコマンドで圧縮出来る.
②'システム管理者へ通報
(8)rsh,rcpなどのPermission deniedというメッセージが出た
→「そのオペレーションに対してシステムが許可を出せない」という意味.
(9)異常な名前のファイルができた
①シェルのメタキャラクタを含むファイル
→基本的にはワイルドカード(11.5参照)を用いて消す.

■トラブルへの主な対応作業
①ホストマシンのシステム状態確認
→「ping hostname」で,
稼働している場合は「hostname is alive」
稼働していない場合は「no answer from hostname」と出力される
→稼働判定ではなく,ホストの現在の状況が知りたい場合
「rsh hostname uptime」と入力
※rsh(20.4節)…リモートシェルの略.リモートホストhost nameでコマンドを実行す           るためのコマンド.
※uptime…ホストの稼働時間,現在のユーザ人数,ロードアベレージ(システムの負荷を        表す数値.下巻42.3.3参照)を表示するコマンド.

■プロセスの確認と消去
①現在の自分の動かしているプロセス情報の入手方法
→psコマンド使用
(「プロセスID,プロセスステータス,コマンド名」の3つの情報を得る.
 *コマンド名について…プロセスIDが5768であるemacsを終了させる場合には
「kill 5768」と入力する.)


この章の内容はトラブル対策.「File system fullというメッセージが出た」についてだが,「メールで容量をいっぱいにしてはいけない,要らないものはすぐ消去すべき」という内容をもっと昔に読んでいれば…と思った.



お勉強TEXT

2012年4月5日木曜日

UNIXのお勉強⑤

【12章 Emacs入門】 p152〜p181

■Emacs…スクリーンエディタ
■スクリーンエディタ…画面上にファイルの内容などを表示し,それに対して編集を行い,編集した結果が画面上に直ちに反映されるような種類のエディタ.
(例)Emacs,Vi
→編集対象に注目!
(1)文字を対象に編集を行うエディタ…キャラクタエディタ
(2)行を対象に編集を行うエディタ…ラインエディタ

■バッファ…Emacsでは,ファイルの編集は,ディスク上のファイルに直接行わず,ファイ      ルを一度メモリに読み込み,メモリ上の内容を編集する.このメモリ上に作成      されたデータ領域をバッファという.Emacsでは,編集用のバッファを同時に      複数取り扱うことが出来る.
■ウィンドウ…バッファを表示する画面.
■Emacs-Lips…プログラミング言語Lipsの一種.Emacsの編集機能の多くで実装されてい         る.
■キーバインディング…キー入力に従って,対応する関数を呼び出すこと.「キーにLips関           数を結びつける」という意味から来ている.
■Mule…Emacsを日本語などを扱える多言語対応にするためのモジュール.
多言語対応のテキストエディタ.
(この本文ではEmacsと表記してあるが,実際にはMule version2.3を用いている.    これは,Emacs version19.34をもとにしたMule)
■EGG…日本語入力方法.Wnn(漢字変換サーバと通信を行いながら漢字変換を行う,クライ    アントサーバモデルに基づいた漢字変換システムの一つ)を利用した日本語入力シス    テム.

この章は,サーチ方法,削除方法,表示バッファの切り替え方法など,Emacsの扱い(基礎)の説明がほとんど.また,EGGについても丁寧に説明されている.

私はViを使用するので,この章は軽くしか読んでない..
せっかくなので,担当教員から前に教わった「エディタ戦争」について.ウィキへのリンクを貼っておく(≧▽≦)

<ウィキペディアより.エディタ戦争について>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BF%E6%88%A6%E4%BA%89



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2012年4月4日水曜日

UNIXのお勉強④

【11章 csh入門】p119 〜 p151

■シェル…コマンドを実行する際に利用する.
〜「コマンドを実行する」までの処理〜
(1)プロンプトを出力し,コマンドの入力を促す.
(2)キーボードでキーを押す→コンピュータに文字が送られる.
 →シェルは,送られてきた文字をenterキーが押されるまで蓄える.
(3)enterキーが押されたら,蓄めておいた文字列を空白などで区切り,コマンド       の名前の文字列と引数の文字列に分ける.
(4)コマンドの名前から,その名前のプログラムを見つけ出す.
(5)見つけたプログラムを起動して,引数の文字列を渡す.
(6)シェルは起動したプログラムが終了するまで待つ(特に指定しなければ).

■コマンドインタプリタ…文字列として与えられるコマンドを解釈・実行するもの.
※UNIXのコマンドインタプリタ…シェル(殻=shell)

■リダイレクション…コマンドの入力や出力を切り替えるシェルの機能
■メタキャラクタ…cshが解釈する文字(例:「<」)
■エスケープ(する)…メタキャラクタと解釈しないで単なる文字で扱う=解釈を避ける
■パターン…ファイル名を条件で指定されたものを,条件に合致するファイル名すべてと置      き換える機能がある.このファイル名の条件のこと.
■パターンとマッチする…ファイル名がパターンに適合すること.
■ファイル名置換…cshはパターンを,パターンとマッチしたファイル名に置き換えてコマン         ドを実行する.この置き換えのことを言う.
■ファイル名補完…存在するファイル名を使って,cshが入力されたファイル名を補っていく         機能.
■バックグラウンドジョブ…シェルがコマンドの終了を待たずに次のコマンドを受け付けて             欲しいことがある.そのようなコマンドの実行のこと.
■順次実行…複数のコマンドを順に実行したいときは「;」で区切ってコマンドを並べる.
■グループ化…「( )」で囲む.
■終了ステータス…コマンドを続けて実行する場合,「途中のコマンドで失敗したら以下の         コマンドは実行したくない」ことがある.その際,コマンドの成功・失         敗を簡単な整数値で表したもの.
■ヒストリ機能…以前に入力したコマンドラインを簡単に参照出来る機能.
→ヒストリ機能によって記憶している1つ1つのコマンドラインは「イベント」と呼ぶ.
<ヒストリ表示,ヒストリ置換(「!」で参照する),ヒストリの保存(セーブヒスト機能★)など,様々な機能アリ>
■エイリアス機能…コマンドに別名をつける機能.aliasコマンドを使う.取り消しには           unaliasコマンドを使う.
→(例)alias copy cpで,cpコマンドにcopyという別名がつく.
■コマンドサーチパス…コマンドを探すディレクトリのリスト.
■ディレクトリスタック…簡単な指定によりディレクトリを往復出来るように,複数のパス            名をスタックとして記憶する機能.


★シェルの主要なモノ〜「sh」と「csh」〜★
①csh…対話機能が拡張されていて,シェルを対話的に使用する場合に向いている.

→シェル変数と環境変数の2種類の変数がある.
(1)シェル変数
→コマンドから参照出来ない
→リストを値として代入出来る

(2)環境変数
→コマンドから参照出来る
→リストを値として代入出来ない

※同じ変数名でシェル変数と環境変数が両方とも定義されている場合い,その変数名で値を参照するとシェル変数の値が参照される.

②sh…コマンドの実行順序をあらかじめプログラムとして書いておくシェルプログラミング   に向いている.


■資源の制限について■
巨大なファイルを作ったり,計算時間を消費するのは他のユーザの迷惑となる.
→自主規制の仕組みとして「limit」コマンドがある!
→制限を外したい時は,「unlimit」コマンドを使う!!



11章は内容がいっぱいだった!
最後の「limit」コマンドについて.3月まで走らせていたプログラムがあって,(プログラムの組み方のせいがかなり要因なのだが)ずっと研究室のサーバで計算させていた.他のユーザで使用する人がいなかったからいいものの,もしも他にもサーバを利用したい人がいたら迷惑だったと思う..また,CPUの制限時間がもしかかっていたならば私の計算は終わっていなかったであろう….このように,何となく頭の片隅にUNIXの知識があると,いざ本番!という時に役立つのだなぁと思った.

お勉強TEXT

2012年4月3日火曜日

UNIXのお勉強③

【10章 プロセス】
■プログラム…CPUが実行出来る機械命令の列.
■プロセス…プログラムを実行すると,実行されるごとに新しく「プログラムの状態」が作      られる.この「プログラムの状態」のことをいう.
※プロセスを作る==プログラムの実行

■PID…プロセスを区別する(=プロセスID).
■TT…端末名(そのプロセスがどの端末と結びつけられているかを省略形で示す)
■STAT…プロセスの状態
    →R(Runnable)…実行可能状態
    →D(Disk)…ディスク入出力を行い,その完了を待っている状態
    →S(Sleep),I(Idle)…キーボードや他のプロセスからの入力を待っている状態
    →Z(Zombie)…すでに終了していて,終了処理の完了を待っている状態
    →T(Traced)…一時的に停止しているか,デバッグの対象になっている
■TIME…CPU時間(CPUがそのプロセスを実行するために費やした時間)
■COMMAND…そのプロセスを起動したときのコマンドと,プログラムが含まれているファ        イルの名前
■デーモンプロセス…ネットワークからの要求に対してサービスを提供したり,プリンタの          制御をするプロセスは,特定の端末と結び付けられていない.このよ          うに端末と結び付けられていないプロセス.
■UID…どのユーザ資格で実行しているかという情報

〜コマンド集〜
■ps…プロセスの一覧の表示
■ps l…親も含めたプロセス一覧の表示
■ps u…資源も含めたプロセス一覧の表示
■ps x…端末がないものも含めたプロセス一覧の表示
■ps a…ほかのユーザのものも含めたプロセス一覧の表示
■ps ux…ps uとps xの組み合わせ
■ps aux…ps aとps uとps xの組み合わせ
■ps -f…引数も含めたプロセス一覧の表示
■ps -e…他のユーザのものも含めたプロセス一覧の表示
■ps -u user…特定のユーザについてのプロセス一覧の表示
■ps -ef…ps -eとps -fの組み合わせ
■ps -fu user…ps -fとps -u userの組み合わせ
■stty all…端末の状態の表示
■atty -a…端末の状態の表示()
■kill pid…プロセスを殺す
■kill -KILL pid…プロセスを殺す(必殺)


お勉強TEXT

2012年4月2日月曜日

UNIXのお勉強②

【9章 ファイルとディレクトリ】p94 ~ 109

■ファイル…「情報を保存するための仕組み」
「ファイルとは,ソフトウェア(論理)的な入れ物である」と考える.
■ディレクトリ… ファイルの名前を保存する役割を持っている.

※UNIXでは,ファイルの名前を基本的には「木構造」または「階層構造」と呼ばれる考え方を使って整理している.

■ルートディレクトリ(/) … ファイルとディレクトリから作られた木構造の根の部分
■パス名 … 木構造で考えて,ファイルやディレクトリにたどり着くための道順
■パス … 上記で言う,「道」のこと
■カレントワーキングディレクトリ … 現在作業中のディレクトリ
■ホームディレクトリ … ユーザのログイン直後のカレントワーキングディレクトリ
■絶対パス名 … ルートディレクトリから辿るパスでファイルやディレクトリを指定したもの
■相対パス名 … カレントワーキングディレクトリから辿るパスでファイルやディレクトリを指定するパス名


〜コマンド一覧〜
■ ls … 存在するファイルの名前を表示
■ echo … 1行のテキストファイルを作ることが出来る 
■ cat … 終わり印の〈Ctrl+D〉が来るまで,標準入力からのデータを標準出力にコピー
■ cp … cp file1 file2でfile1をfile2にコピー
■ rm … rm fileでfileを削除
■ mv … mv oldname newnameでファイル名を変更
■ pwd … カレントワーキングディレクトリを表示(pwd = print working directory)
■ cd … カレントワーキングディレクトリを変更する(cd = change directory)
→引数なしで実行すると,カレントワーキングディレクトリがホームディレクトリに変更される
■「.」 … 自分自身のディレクトリ
■「..」… 親のディレクトリ
■ mkdir … mkdir filenameでfilenameという名前のディレクトリが作られる
■ rmdir … rmdir filenameでfilenameというディレクトリが削除される
■ chmod …ファイルのモード属性を変更するためのコマンド
→(例)chmod go+r fileでfileについて,グループとそれ以外の人に対する「読み出し可」     の許可を与えるという指定になる

ちなみに…
* u …ユーザ(user)
* g …グループ(group)
* o …その他(others)
* a …全員(all)=ugo

* + … 許可を追加
* - … 許可を除く
* = … 指定した許可だけとする

* r …読み出し可(read)
* w …書き込み可(write)
* x …実行可(execute)

以上,コマンドをまとめてみたが,p109に全部載っているという…!

お勉強TEXT







UNIXのお勉強①

P84 ~ 93
【8章 オンラインマニュアルの参照方法】
man … オンラインマニュアル(データ形式はroff)を参照出来るコマンド
例)man mkdirでmkdirについてのマニュアルを参照出来る.

manコマンドの設定として,
■manコマンドがマニュアルを表示する際に使用するページャ
■参照するマニュアルの置き場所(ディレクトリ)
を変更することができる.これには,シェルの環境変数を使用する.

textinfo形式…GNUソフトウェアの多くはこの形式で書かれている.
→textinfo形式は,ある概念に対する説明(ノード)間を仮想的なリンクで結んだ階層的な構造を持ったドキュメント.wwwのように例えるならば,「textinfoは,フォーマットは異なるが,HTMLのようにハイパーリンクをサポートした文書形式と」と考えることが出来る.



以上がまとめ.
オンラインマニュアルって読んだことが…
91Pあたりにはemacsでinfoマニュアルを操作(ノード中に別のページへのリンクを埋め込む等)が出来るという...ノードはここでは文書の単位を示すらしい.

初UNIXについてのお勉強まとめ.わかりづらい….もっと分かりやすくまとめていくぞ!


お勉強TEXT

2012年4月1日日曜日

ブログ開設

4月!
さあ!2年間頑張るぞー!
ってことで,勉強の進み具合を綴るブログを書くことにした.
とりあえず,まずブログの立ち上げから...