【15章 知っていると便利なコマンド】p207〜p225
■コマンドやファイルの探しかた
*whatis…コマンドの名前から何をするためのコマンドかを知る
*which…コマンド名からコマンドの本体がどこにあるのかを調べるコマンド
*whereis…指定したコマンドの実行形式とソースプログラムファイル,及びリファレンス マニュアルのファイルの格納されているディレクトリを検索し,そのパス名を 表示する.(コマンドサーチパスを探すのではなく,あらかじめ決められた
ディレクトリを全て探す)
*find…指定された条件を満たすディレクトリを探し,そのディレクトリに対して指定さ れたコマンドを実行するコマンド
■ファイルの種類
*file…引数で指定したファイルのタイプを推定して表示
■ディスクの使用量と容量
*du…ユーザのディレクトリやファイルの大きさを調べる
*df…ディスクの残りの容量を調べる(21.8.3参照)
■ファイルの比較
*cmp…2つのファイルが同じ内容かどうかを調べる
*diff…プログラムを作っている時にどこに変更を加えたのか調べたい場合など,2つのテ キストファイルの異なる部分を探す
*comm…ソートされたファイルを行単位で比較して,共通な行と一方のファイルにしか ない行に分類して表示するもの
■ファイルの一部分の取り出し
*head…ファイルの先頭数行を表示するコマンド
*tail…ファイルの末尾数行を表示するコマンド
*wc…ファイルの行数を知る
■ファイルの分割・結合
*split…非常に大きなファイルを複数のファイルに分割
*cat…引数で指定されたファイルの内容を順に標準出力に出力.これを使用し,複数の
ファイルを結合出来る
■英単語のスペルの調べ方
→52.12参照
■画面出力の保存
*script…画面に表示された実行結果をファイルに格納出来る.これにより,実行結果に コメントを書きこんでプリントするというようなことが出来る.
■電子メールの到着
*biff…電子メールが来たことを知らせるコマンド
■休憩
*sleep…引数で指定した時間(単位:秒)だけ待つために使用するコマンド
(一定の時間ごとに処理をするシェルスクリプトや,一定時間待ってから次の
コマンドを実行したい場合など,タイミング調整に便利.)
■ページャ
→ファイルの内容を1画面ずつ表示するソフトウェアの総称
→moreコマンドとlessコマンドがある
→moreコマンド:viと同様のキー操作によって,ファイルの表示されている範囲を移動し たり,ファイルからパターンを検索して表示出来る
(基本操作,検索,複数のファイルを読む,ヘルプ画面についてはtext
に詳しく載っている)
〜moreコマンドまとめ〜
*↲:1行下方向へ移動させる
* j:1行下方向へ移動させる
* k:1行上方向へ移動させる
* Space:1画面分下方向へ移動させる
* f:1画面分下方向へ移動させる
* b:1画面分上方向へ移動させる
* p:1画面分上方向へ移動させる
* G:最終行まで移動させる
* g:先頭行まで移動させる
* /:下方向へ検索させる
* ?:上方向へ検索させる
* qまたはQ:moreを終了させる
*:n:次のファイルへ移動させる
*:p:前のファイルへ移動させる
* h:ヘルプを表示させる
この章は便利コマンドについてでした.ファイルの大きさを調べるduなどはちょくちょく使いそうなので覚えなくては!
お勉強TEXT
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